2011/06/01

花の日礼拝

今年度の「花の日礼拝」は韓国慶州の「ナザレ園」から園長の宋美虎(ソン・ミホ)先生をお迎えして6月1日に近江八幡市文化会館大ホールで行われました。
  「ナザレ園」は父親を日本兵によって獄死させられた金龍成(キム・ヨンソン)先生が「内鮮一体」の国策のもと様々な理由で朝鮮半島に渡り、アジア太平洋戦争後、また朝鮮戦争後を通じて母国日本に帰れず韓国で過酷な生活を送っていた日本人女性を保護してきた施設です。「汝の敵を愛しなさい」とのイエス・キリストの言葉に従い、当時まだ反日感情の強い中で創設したことは驚嘆に値します。初めは日本に帰国する女性達の一時的に滞在する施設であったようですが、帰ることの出来ない女性たちが生活する施設になっていったといいます。
  28年前に「ナザレ園」との出会いがあった宋美虎(ソン・ミホ)先生は2003年に亡くなった金先生のあとを引き継ぎ、精力的に園長先生として活動してこられました。
宋先生のお話の中で金先生は沖縄戦直後の沖縄に医者を送り、多くの病人が救われたこともお話いただき金先生の「隣人愛」に徹した生き様をあらためて知らされました。
また、ヴォーリズ先生が海外宣教を決意したYMCAの大会で、同じような決意をしたウイリアム宣教師が韓国で建てた神学校で金先生が学んだことには不思議な縁を感じざるを得ませんでした。


  兄弟社高等学校は海外研修旅行韓国コースで1985年以来ナザレ園を訪問し、交流の機会を与えられ、多くの卒業生達がナザレ園のお婆ちゃん達との出会いを体験してきました。そんなひとこまを宋先生の用意してくださったスライドで垣間見ることもできました。
  今年度も聖歌隊の美しいハーモニーはアリランと共に星野富弘さんの「花によせて」から「ばら、きく、なずなー母に捧ぐー」を合唱し、会場を圧倒しました。そして、礼拝後は日頃お世話になっている多くの施設に感謝の言葉と共に花束をお渡しすることが出来ました。


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